人は結局、信じたい事を信じる…のだと思う。
2020年 02月 27日
今やどこのニュースでも(ネットでも、テレビやでラジオその他でも・・)、新型肺炎関連の事が大きく取り上げてられますが、そうすると出てくるのが・・・
「やばい!やばい!徹底的に予防しないと・・」・・って意見と、
「そこまで騒ぐ必要あるん?騒ぎすぎでしょ。これだから日本人は(メディアは)・・・」的な意見の対立。
では、どっちが正しいのかと言うと・・・
そんなのは現時点では『神のみぞ知る』でしょう。
でも実際問題として、どっちが正しいかっていう事ばっかり議論しても仕方ないと思うし、たとえ科学的な事実やその他の過去の事例等を持ち出して片側がもう片側を論破したとしても・・・
論破された側の殆どの人は、それまでやって来た事と同じ事をやっぱりするだろうと思う。
コレってどういうことかと言うと・・・
『信じる』という事は、そこに至るまでに様々な過程や経験をしている訳で、たとえ頭では(一応)理解したとしても、実際の行動となると簡単に覆せない。そして、おそらくその『理解』も「イヤイヤながらさせられた」ってもやもやとした感じであって、心の底から「確かにその通りだ!」と納得したわけではないと思うのです。その為、理解したと思っていても、その理解は一時的な物となるのじゃないかな・・・?。
でも・・・
よく知識人や学者にありがちだと思うのですが・・
そういう人達(論破させられたのに行動を変えない人達)の事を『何が正しい行動か分からないバカな人達』って決めつけたりするのはちょっと違うと思う。
又、もし本当に相手の行動を変えたければ、その『決めつけ』こそ変えないといけないと思います。
つまり・・・
人は機械でもコンピューターでもないので元々合理的な存在ではない!
・・・のだという所こそが出発点ではないかな?
おそらく「自分は合理的に考えているし行動している」と思っている人にだって、非合理的な部分はあると思うし・・・。
まあ、地球上にはすごい数の人間がいるのだから、もしかしたら100%合理的な人もいるかもしれないけどね。
では、例によって本文の内容とは全く関係ない写真ですが・・・
おかげで対岸に町の灯(?)がちらほろ見えるのが良く分かります。
この年は、どうやら雪が少なかったようで、殆ど積もってません。
でも・・・
家の表側を家の中から撮った写真です。
by hideyuki-miyazaki
| 2020-02-27 19:35
| 色々と思っている事
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