「あの」ポスターの意味
2019年 04月 18日
幾つか手違いがあって、まだ掲示板に貼られていない所、貼られていたのに落ちてしまっている所、残ってはいるけど濡れてヨレヨレになってしまっている所・・・あると思いますが、徐々に直していく予定です。
見苦しくて申し訳ありませんが、もうしばし温かい目で見てやってください。
で・・・
本題です。
あのポスター・・・普通に見かける選挙のポスターとは全然違うと思います。
でも、勿論、ふざけて作ったわけでも受けを狙ったわけでもありません。大真面目に考えてあのようなデザインにしたのです。
では、どうやってそこに至ったかの考えの経緯を簡単に・・・
しばらく前から、特に若い人を中心とした投票率の低迷が言われていますよね?
で、考えました。
「もし、僕が20で初めて投票できるとなったら投票するかな?」と・・・
それで自分が20の頃を思い出してみると・・・
その頃の僕はハードロックを聞きまくって(ロック以外のジャズとかにも目覚めつつありましたが・・)ギター弾いてたのですが、きっと同じ事を今に当てはめたら・・・ヒップポップ聞いてラップやってるってあたりになるのではないかと・・
では、今20歳でラップやっていて政治にも選挙にもそれほど大きくはないけれど関心はあるとして、その20歳の僕が立候補を確かめようと、とりあえず目についたポスター掲示板を眺めてみたとしても・・・
『あまりにも自分とはかけ離れた感じのオッサンとオバサンばっかりだなあ・・・』
『誰にも入れようって気にならないや・・・』
そして、
『オレの話は通じない感じの人ばっかりだし、そもそも話をまともに聞いてもらえるような気がしない。。。』と思うのではないかと・・・
その結果・・・
せっかく社会問題にも意識が向いて、投票する意思はあるのに、「投票ってやっぱりしなきゃ駄目だよな・・・」と言う1点だけの理由で『仕方ないので目についた適当な誰か・・・』に入れる事になっていたと思うのです。
勿論、現在ならネットである程度の情報は手に入るけれど、多くはいい事ばっかり書いていて似たり寄ったりだし・・・って若い人には映るように感じるのです。そもそも、殆ど情報を発信していない候補者も多いですね。
つまり・・・
せっかく政治や選挙に前向きになろうとしているのに、肝心な候補者はあっちを向いている・・・
このように感じさせるのは、すごく勿体ないと思ったのです。
そこで、少しでも彼らに「そんな候補者ばっかりじゃないから・・。ちゃんと君たちの話だって聞こうとしています」と感じてもらって、「この人だったら、もしかしたら私たちの話も聞いてくれるかな?」という印象を持ってもらいたかったのです。
勿論、彼らの話に選挙期間以外でも耳を傾ける議員も多いとは思っています。
だったら、そういう部分がちゃんと伝わるようにするべきなのではないかと思ったのです。
それで・・・
『いかにも・・・』なポスターではなく彼らが日常目にする映画やライブ等のポスターの雰囲気が出せれば、政治および選挙自体に対する距離をちょっとは近くに感じてもらえるのではないかと・・・
このように思い、候補者の自分たち目線のポスター(僕にはそう見えます)ではなく、ちゃんと有権者目線で有権者に届くポスターのデザインを色々考えた結果、あのようになったのです。
おそらく賛否両論あるとは思いますが、そうあることが民主主義として本来の正しい姿なので、反対意見も覚悟した上であのポスターを作りました。
こんな(↓)やつ。
by hideyuki-miyazaki
| 2019-04-18 07:57
| 2019年 釧路市議会選挙
|
Comments(0)